【本音】女のウチらが聞かれてテンションが爆下がりする発言3選
「何カップ?笑」
「最近太った?」
「経験人数は?」
飲みの場などで編集部が実際に聞かれて、心の温度が氷点下に達した言葉たち。今回は、男性に聞かれてウチらのテンションが爆下がりした発言を紹介しながら、その発言がなぜダメだったのか見ていこうと思います!
※「男性」、「女のウチら」という表現が出てきますが、この記事の内容が全ての男性や女性に当てはまる発言や考えというわけではありません。ピルモット編集部の体験がベースとなっているので、こんな意見もあるんだなという程度に見てもらえると嬉しいです。
ウチらが興ざめした発言3選
1.「何カップ?笑」
ウチらの本音:何であなたに私のプライベートパーツのこと教えなきゃいけないわけ!?てかセクハラやん!
プライベートパーツとは:「口・胸・お尻・性器」など他者が同意なく見たり触ったりしてはいけない部分のこと。
2.「最近太ったよね。まだ食べるの?笑」
ウチらの本音:あなたに関係なくない?
3.「今まで何人とヤったの?」
ウチらの本音:それ聞いたところで何の意味がある?これもセクハラやん!(2回目)
胸のサイズや体型など見た目の問題、経験人数などのプライベートな性の話を聞かれると、ウチらのテンションは爆下がりします。なぜテンションが爆下がりするのか、次で深掘りしていきたいと思います。
「何カップ?」「太った?」「経験人数は?」のどこがダメなのか?
ここから、編集部が過去に出会った興ざめ発言のどこが「テンション爆下がりポイント」だったのか見ていきたいと思います。
1.「え、何カップ?笑」のテンション爆下がりポイント
・女性を勝手に「性的に見ている」
・同意なく「体のプライベートな部分」について聞いている
・女性を「胸のサイズで評価」しようとしている
2.「最近太ったよね。まだ食べるの?笑」のテンション爆下がりポイント
・「太る=悪」という価値観の押し付け
・人の食事にまで介入する
・人を「体型で評価」しようとしている
3.「今まで何人とヤったの?」のテンション爆下がりポイント
・「プライベートな性経験」について踏み込んでいる
・性の話を「同意なく」聞いている
・人を「経験人数で評価」しようとしている
このように、容姿で評価されたり、知らぬ間に「性的」に見られたり、同意なくプライベートな性のことを聞かれたりしたことによって、ウチらのテンションは爆下がりしていたのです。
容姿や経験人数に触れないコミュニケーションとは
ウチらのテンションが爆下がりする発言には、男性同士の人間関係のあり方や、その場にいる人が作り出す雰囲気が関係しています。
「面白いと思われていないと人気者になれないから笑わせなきゃ」と思った結果、女性への容姿いじりや性的な話で笑いを取ろうとしてしまったら本末転倒ですよね。面白さや人気者になるよりも、容姿いじりや同意のない性的な発言をしないことの方がずっと大切だと思います。
また、「友人グループにハブられたくないからこのノリに同意しておこう」という気持ちから、女性への容姿いじりや性的な発言に同調し、笑ったり盛り上げたりすることは、容姿や経験人数に触れるなどウチらのテンションが爆下がりする発言を生み出すことにつながってしまいます。
女性の容姿や経験人数などの話題に触れなければ保てない人間関係は、無理に維持しなくていいのです。
さいごに
今回はウチらのテンションが爆下がりした発言について深掘りしてみました!
容姿いじりや性的なことに触れなくても、その場にいる人が楽しめる話題や心地よいと思えるコミュニケーションができたら素敵ですね。
嫌だなと感じることを言われたり聞かれたりしたときに無理して我慢する必要はありません。セクハラ発言には「笑わない」「嫌悪感を示す」ことでウチらと一緒にNOを伝えていきましょう。NOを伝えて崩れる関係であればそれまでです。もっとあなたを大切にしてくれる人や環境はたくさんあります。
この記事が、プライベートパーツや体型など身体に対する発言や、性的な経験を同意なく聞かれることが減るきっかけになれば嬉しいです。
【参考】
プライベートパーツ(ゾーン) | SEXOLOGYこの記事を書いた人
性教育・フェムテック領域に興味津々な20代のメンバーで構成される、ピルモット編集部による記事です。