AMH検査は本当に意味ない?実際に受けてわかった意外なメリット3つ

「AMH検査を受けても意味がない」
「将来の妊娠できるかどうかは、AMH検査ではわからない」
そういった意見をSNSなどで見かけて、AMH検査を受けるか迷っている人もいるのではないでしょうか。実は筆者も最初は、「今すぐ妊娠を考えているわけじゃないし、別に必要ないかも…」と思っていました。
でも、実際にcheQLのAMH検査 を受けてみたところ、「高AMH値」や「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の可能性」が見えてきて、放置していた体の症状に気づくことができました。結果的に、現在の自分の体の状態を知り、将来の妊活に向けての意識がぐんと上がったと実感しています。
この記事では、「AMH検査が意味ない」と言われる理由と、実際に受けてわかった意外なメリットをcheQLでAMH検査をした体験者目線でお伝えします。
この記事を見ている人にオススメ
-
-
cheQL-AMH-(卵巣予備能セルフ検査キット)
今現在の卵巣の中にある卵子の数を推測する検査キット。妊活を始めようと思っている方、卵子凍結を検討されている方、今すぐではなくても将来子どもがほしいと思っている方におすすめです。
「AMH検査は意味ない」と言われる3つの理由
AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査は、卵巣内にどれくらい卵子が残っているかの“目安”を知るための検査です。
ただし、以下の点で誤解や過剰な期待をされやすいため「意味ない」と言われることがあります。
1.「妊娠できるかどうか」を直接示す数値ではない
AMH検査でわかるのは卵子の「数」の目安だけで、「質」や「受精・妊娠のしやすさ」までは判断できません。
2.排卵や自然妊娠の可能性はわからない
排卵をしているかどうかやホルモンバランスが正常かなどは、病院での検査が必要です。
3.数値だけを見て不安になることも
例えば、AMH値が高すぎる場合は、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の可能性があることも。知識があまりないまま数値だけを見ると、かえって不安が増してしまうケースもあります。
AMH検査を「妊娠できるかどうかの検査」と誤解してしまうと、「思ったより意味がなかった」と感じやすいのです。あくまで“体の状態を知る目安”として使うことが大切です。
※多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは:卵胞(卵子のもと)がうまく成長できずに排卵が起きにくくなる疾患です。通常、毎月ひとつの卵胞が成熟して排卵され、残りの卵胞は自然に消失していきます。 しかし、PCOSの場合、この成長過程が途中で止まってしまい、小さな卵胞が卵巣の中に多数とどまってしまい、排卵がうまくいかないことで月経不順や不妊につながってしまうことがあります。
この記事を見ている人にオススメ
-
-
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは?原因・症状・治療法をわかりやすく解説!
AMH検査でわかること・わからないこと
AMH検査についての誤解を防ぐためにも、「何がわかって、何がわからないのか」を簡単に整理しておきましょう。
わかること | わからないこと |
---|---|
卵子の数の目安 | 卵子の質 |
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の可能性 | 排卵の有無 |
将来の妊娠に備えて今できる準備 | 妊娠のしやすさ |
cheQLのAMH検査は、あくまでも"今の自分の体の状態を知るためのセルフチェック"です。
妊娠の可能性を断定するものではなく、婦人科受診や将来のライフプランを考える“きっかけづくり”として役立ててもらえばと思います。
この記事を見ている人にオススメ
-
-
ライフプランを考えてみよう!時代は進み技術は進化してもいつでも産めるわけじゃない!
「意味ない」どころかこれからのヒントに?AMH検査を活用する3つのメリット
1.生理不順や体調変化に気づくヒントに
筆者自身、昔から生理が不規則でしたが、「体質かな?」と軽く考えていました。
ですが、AMH値が高めという結果から、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の可能性がわかり、放置していた体のサインに気づくことができました。AMH値が高いと聞くと「数が多い=良いこと」と思いがちですが、排卵がうまくいっていない可能性もあり、注意が必要なこともあるのです。
筆者と同じように、生理不順を見過ごしていた人にとって、AMH検査は自分の体のサインに気づく第一歩になるかもしれません。
2.将来の妊活や卵子凍結のタイミングを考える材料に
「今すぐ妊娠は考えていないけど、将来に備えたい」と考えている人にも、AMH検査はおすすめです。
卵子の数の目安がわかることで、妊活や卵子凍結を検討するタイミングや必要性を考えるきっかけになります。
3.助産師や婦人科医に相談する第一歩に
cheQLのAMH検査には、結果後に助産師さんにオンラインで相談できる「パーソナルセッション」 をご用意しています(※有料オプション)。
筆者は「AMHが高いって具体的にどういうこと?」「今のAMH値や生理の状態から、将来妊娠をしたいと思ったときにどういう行動を取ればいい?」など、状況に合わせてアドバイスを受けられたことで、「このままでいいのかな?」というモヤモヤが晴れ、次のステップへの前向きな気持ちにつながりました。
そして、パーソナルセッションをきっかけに、生理不順についてひさしぶりに婦人科を受診し、自分の体と向き合う大切さを実感しました。
この記事を見ている人にオススメ
-
-
27歳でAMH検査を受けたら多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)が発覚?助産師さんに相談してみた
高AMH=安心ではない?多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の可能性が分かった27歳の体験談。cheQLのAMH検査と助産師相談の流れも詳しく解説。
cheQLはこんな人にぴったりのAMH検査キット
では、どんな人にAMH検査が向いているのでしょうか。自分に当てはまっているか、ぜひチェックしてみてください。
- 妊活はまだ先…でも将来のために体の状態を知っておきたい人
- 婦人科に行くほどではないけど、なんとなく気になっている人
- 生理不順が気になる人
- 卵子凍結を検討している人
- 誰かに相談することが難しく、自分で情報を集めている人
- 忙しくて病院に行けないので、まずは家でチェックしたい人
自宅で検査ができ、オンラインで助産師相談までできるcheQLなら、安心して始められます。
「意味があるかないか」は使い方次第
確かにAMH検査は、受けたその瞬間にすべての答えがわかるような魔法のツールではありません。
でも、自分の体について考えるきっかけや、不安なことを専門家に相談する入口として活用すれば、将来の安心につながる「意味のある検査」になります。
妊娠はまだ先の人も、自分の選択肢を広げるために、まずは今の体のことを知ることから始めてみるのも一つの選択肢です。
この記事を見ている人にオススメ
-
-
cheQL-AMH-(卵巣予備能セルフ検査キット)パーソナルセッション(30分)セット
卵巣内の卵子数を推測する検査キットと助産師によるオンライン相談のセットです。検査結果を見ながら、妊活や卵子凍結を考えるタイミング、ライフプランニングについて、助産師が丁寧にでアドバイスいたします。
この記事を書いた人

性教育・フェムテック領域に興味津々な20代のメンバーで構成される、ピルモット編集部による記事です。